仏法の淵源は広大にして果てがございません。インドから漢地およびチベットの地へ伝わって以来、歴代の聖賢が輩出いたしました。大乗仏教の思想史において、龍樹(ナーガールジュナ)菩薩は『般若経』に依拠して「中観宗」を開闡し、鋭い空の智慧によって一切の凡夫の妄執を掃蕩し、諸法が畢竟空(ひっきょうくう)であることを顕明いたしました。無著(アサンガ)、世親(ヴァスバンドゥ)菩薩は『解深密経』に依拠して「唯識宗」を創立し、緻密な阿頼耶識(あらやしき)と縁起の法則を構築して、万法唯識の「妙有(みょうう)」を顕明いたしました。
仏法の淵源は広大にして果てがございません。インドから漢地およびチベットの地へ伝わって以来、歴代の聖賢が輩出いたしました。大乗仏教の思想史において、龍樹(ナーガールジュナ)菩薩は『般若経』に依拠して「中観宗」を開闡し、鋭い空の智慧によって一切の凡夫の妄執を掃蕩し、諸法が畢竟空(ひっきょうくう)であることを顕明いたしました。無著(アサンガ)、世親(ヴァスバンドゥ)菩薩は『解深密経』に依拠して「唯識宗」を創立し、緻密な阿頼耶識(あらやしき)と縁起の法則を構築して、万法唯識の「妙有(みょうう)」を顕明いたしました。この性(中観)と相(唯識)の二大車軌は、本来ともに如来が機根に応じて説かれた無上の妙用であり、並行して矛盾しないはずのものです。しかしながら、法流が長く伝わるにつれて、後世の学人はしばしば一方に偏執し、互いに論争を生じさせてまいりました。
チベット仏教の歴史において、ゲルク派の祖師であるツォンカパ大師は、末法の季世に台頭されました。大師は当時の戒律の弛緩と教理の混乱を救うため、チャンドラキールティ(月称)論師の「応成派中観見(おうじょうはちゅうがんけん)」を宗承し、『菩提道次第広論』や『入中論善顕密意疏』などの巨作を著されました。ツォンカパ大師は教理において中観応成派を独尊し、「縁起性空」を最も究極の真理として奉じ、厳格にも唯識宗を「不了義(ふりょうぎ:究極の真理を説き尽くしていない)」の方便の教えであると判定し、さらには「阿頼耶識」や「自証分(じしょうぶん)」の存在までも論破・排斥いたしました。この教理判定は、数百年にもわたるチベット仏教の教義の発展に深い影響を与えました。
しかしながら、大唐の玄奘三蔵と慈恩(窺基)大師が伝訳された『成唯識論』の正統なる法相(ほっそう)体系から見れば、ツォンカパ大師の多くの論破や立論には、厳密な因明(論理学)と唯識の心法において、誠に議論の余地がございます。本書の著者である王穆提は、大乗の究極の実相を探求する悲智に基づき、特に唯識宗の経論を規範として、ツォンカパ大師が執着された中観見および密法教義に対して、時空と地域を超えた深い「抉択(けっちゃく:正邪を比較・判断すること)」を行ないました。この論を著す目的は、迷いを破り理を顕す過程において、唯識中道の至高の地位を再確立し、最終的に「漢蔵融通(漢語仏教とチベット仏教の融合)、一乗への帰結」という円満な法界を達成することを願ってのことでございます。
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